9月30日のインターモト(intermot)で公開され、話題になっている
Ninja H2Rについて、公開されている情報をまとめてみましょう。
公式のスペシャルサイトも忘れずにチェック。
ちなみに、H2Rがクローズドコース向けの量産車(市販されるが公道は走行できない競技車)
Rの付かないH2が公道向けマシンとのこと。
H2は少し遅れてミラノショー(EICMA)で発表されます。
正式公開前の情報はこちら。
NinjaH2Rは川崎重工モーターサイクル&エンジンカンパニーの開発した
スーパースポーツバイクで、大きな特徴はスーパーチャージャーと呼ばれる過給器を搭載すること。
これにより吸気の圧力が高まり、小さい排気量でも大きなパワーを発生させることが可能です。
そのパワーは300PS超。
MotoGPのワークスマシンが230PS前後、
市販車のZX-14Rが210PS前後という数字とくらべてもすさまじいパワーであることが伺えます。
排気量は998cc。現行スーパースポーツのZX-10R(200PS)とほぼ同様となっていますから、
同じ排気量で1.5倍のパワーをひねり出していることになります。
もう一つの特徴が、見た目にも分かる空力を意識したカウルやフィン。
これはスーパーチャージャーと同じく、
川崎重工の得意とする航空宇宙・車両等の技術を
惜しみなくモーターサイクルにつぎ込んだ結果生まれた設計だそうです。
大きく張り出した迫力のあるフロントとは対照に、
脚付きのよさそうな絞りこまれたシート周辺と、短くシャープに尖ったリア周辺。
一見アンバランスですが、非常に上手くまとまっているスタイリングだと思います。
フレームは意外にも丸パイプを使用したトリレス構造の高張力鋼。
このクラスのSSというのはアルミフレームを使用するのが定説ですが、
そこを敢えて外して来たことには理由があるのでしょう。
一見頼りなく見えるフレームはエンジン自身をストレスメンバにすることによって
強度の確保を図るというカワサキ得意の手法によって、十分な剛性が確保されているとのこと。
300PSクラスに似合わないコンパクトな車体構成は、
決して直線だけのバイクでなく、全域でライダーにコントローラブルかつ
楽しいハンドリングを楽しんでもらうことがコンセプトだとか。
スーパーチャージャーによってエンジンが不必要に大型化しないことにより実現しています。
リアもカワサキには珍しい片持ちアームを採用し、足回りの軽快さも抜群と思われます。
タイヤはフロントが120/60、リアが190/65となっています。
カウル周りはカーボンをふんだんに使用した高級仕様。
タンク周辺はミラーリング仕上げのブラッククローム塗装で質感も抜群。
もちろん電子制御にも余念はありません。
車体制御はステアリングダンパにBPFが装備されており、
制動はKIBS。トラクションはKTRCで制御し、エンジンブレーキはKEBCでコントロール。
更にローンチコントロール(発進制御)としてKLCMまで装備。
レース向けの先端技術が惜しみなく投入された、戦闘力の高いマシンに仕上がっています。
Ninja H2Rについて、公開されている情報をまとめてみましょう。
公式のスペシャルサイトも忘れずにチェック。
ちなみに、H2Rがクローズドコース向けの量産車(市販されるが公道は走行できない競技車)
Rの付かないH2が公道向けマシンとのこと。
H2は少し遅れてミラノショー(EICMA)で発表されます。
正式公開前の情報はこちら。
NinjaH2Rは川崎重工モーターサイクル&エンジンカンパニーの開発した
スーパースポーツバイクで、大きな特徴はスーパーチャージャーと呼ばれる過給器を搭載すること。
これにより吸気の圧力が高まり、小さい排気量でも大きなパワーを発生させることが可能です。
そのパワーは300PS超。
MotoGPのワークスマシンが230PS前後、
市販車のZX-14Rが210PS前後という数字とくらべてもすさまじいパワーであることが伺えます。
排気量は998cc。現行スーパースポーツのZX-10R(200PS)とほぼ同様となっていますから、
同じ排気量で1.5倍のパワーをひねり出していることになります。
もう一つの特徴が、見た目にも分かる空力を意識したカウルやフィン。
これはスーパーチャージャーと同じく、
川崎重工の得意とする航空宇宙・車両等の技術を
惜しみなくモーターサイクルにつぎ込んだ結果生まれた設計だそうです。
大きく張り出した迫力のあるフロントとは対照に、
脚付きのよさそうな絞りこまれたシート周辺と、短くシャープに尖ったリア周辺。
一見アンバランスですが、非常に上手くまとまっているスタイリングだと思います。
フレームは意外にも丸パイプを使用したトリレス構造の高張力鋼。
このクラスのSSというのはアルミフレームを使用するのが定説ですが、
そこを敢えて外して来たことには理由があるのでしょう。
一見頼りなく見えるフレームはエンジン自身をストレスメンバにすることによって
強度の確保を図るというカワサキ得意の手法によって、十分な剛性が確保されているとのこと。
300PSクラスに似合わないコンパクトな車体構成は、
決して直線だけのバイクでなく、全域でライダーにコントローラブルかつ
楽しいハンドリングを楽しんでもらうことがコンセプトだとか。
スーパーチャージャーによってエンジンが不必要に大型化しないことにより実現しています。
リアもカワサキには珍しい片持ちアームを採用し、足回りの軽快さも抜群と思われます。
タイヤはフロントが120/60、リアが190/65となっています。
カウル周りはカーボンをふんだんに使用した高級仕様。
タンク周辺はミラーリング仕上げのブラッククローム塗装で質感も抜群。
もちろん電子制御にも余念はありません。
車体制御はステアリングダンパにBPFが装備されており、
制動はKIBS。トラクションはKTRCで制御し、エンジンブレーキはKEBCでコントロール。
更にローンチコントロール(発進制御)としてKLCMまで装備。
レース向けの先端技術が惜しみなく投入された、戦闘力の高いマシンに仕上がっています。
コメント
コメント一覧 (2)
ジェットスキーで実用化されてたといえ、これを市販してくるのが凄いですね。